当院では平成25年より脳卒中後遺症の上肢麻痺の方に対しTMS治療を行ってきました。
脳のＭＲＩ検査の結果より、医師が片側照射（病巣がある脳の反対側の脳に対して低頻度照射を行う）と両側照射（病巣がある脳に高頻度照射を行い病巣と反対側の脳に低頻度照射を行う）のどちらを行うか判断し治療を行っています。

・日常生活の変化について
・服の袖を通しやすくなった
・服のボタンがかけれるようになった
・箸やスプーンが使えるようになった
・お茶碗を持てるようになった
・手や顔を洗いやすくなった
　などの声が多数聞かれています。

効果には個人差がありますがほとんどの方が2週間の治療により上肢の動きに改善がみられています。そして、この改善した機能をいかに日常生活に結び付けるのかがとても重要です。麻痺で悩んでいる方がいらっしゃいましたら、ぜひ相談してください。