画像AI診断

AI技術を活用した画像診断胸部X線画像

AI技術を活用した画像診断

AI技術の進歩によって、画像解析技術が大きく進化していく中で、これらの技術の臨床現場での活用が進んでいます。
より多くの医療機関で活用できるよう、予算や利用環境に応じた提供方法や新機能を簡単に利用できる環境に期待が寄せられています。
富士フイルムの「医療クラウドサービス」はユーザー登録の上、利用したい機能やソフトウエアを専用ポータルサイト上で選択するだけで、簡単にさまざまな画像診断支援機能が利用できるサービスです。
「SYNAPSE」システムをクラウドに接続することで拡張的にオプション機能を利用することが可能になります。

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当院ではAI技術を搭載した画像解析を導入しました

例えば、胸部レントゲンは外来診療、健康診断、企業健診など多くの場面で登場する重要な検査です。
肺癌の有無に関しては細心の注意を払って、見落としがないように意識していますが、人間の目だけでは限界があることも事実です。そこで、より多くの方々に、精度の高い検査をお届けできるようになります。

[FUJIFILM] 医療クラウドサービス 「SAI viewer画像解析クラウド」の導入事例|MIRAI病院

撮影した胸部単純X線画像を自動解析。結節・腫瘤影、浸潤影、気胸が疑われる領域を検出しマーキング。
その領域を医師が再確認することで、見落とし防止を支援します。
肺がんや肺炎、気胸は、発見が遅れると重篤化する可能性があることから、早期発見が重要です。

胸病変の検出能力が大幅に向上します。医師単独での読影感度が専門外医師 53.4%→72.6%に大幅に向上します。

図: 病変検出感度の上昇

当院での左上葉肺がんの一例

図: 左上葉肺がんの一例

AI診断支援は胸部レントゲンだけでなく、現在CT・内視鏡検査分野においても発達しており、今後ますます期待ができる領域になります。
当院ではCTにおてもAI診断が可能となります。医師の診断とAI診断を上手く組み合わせることで最良の医療を提供したいと考えています。